管理人兼応援団長の全日本ジュニアレポート
2003年11月22日(土)〜23日(日)
於:京都アクアリーナ(京都市)



 素晴らしい秋晴れの中22日に全日本ジュニアが始まりました。ジュニアの試合にもかかわらず注目度は高く、観客も非常に多かったです。真先生のチームからは男子シングルに南里康晴選手(沖学園SC)・森永浩介選手(熊本SCOAフィギュアスケートクラブ)が出場しました。


 心配そうに公式練習を見守る3先生。責任感の強い真先生はコーチになられてからどんどんやせていかれたとか・・・かなりおやせになってますね。


 世界ジュニア選手権代表を目標にしている南里康晴選手。公式練習中もリラックスしたこの笑顔です。真先生のお話によると、とても好調だということです。


 南里選手のSP「STRICTRY BALLROM」です。振付は央先生。衣装も素敵ですね。


 誰もが緊張すると言われるショートでしたが、南里選手はうまくまとめ3位につけました。お写真は演技が終わってほっとしている南里選手です。


 続いて森永浩介選手です。何か真先生の現役時代の衣装みたいですね。でもこんなシンプルな衣装がむちゃくちゃ似合ってました。今年ジュニアに上がったばかりですが、南里選手同様、すごく華のある選手です。SPは由美先生振り付けの「DIE ANOTHER DAY」です。
 なんと最初のトリプルアクセルのコンビネーションジャンプを超クリーンに決めてご本人もガッツポーズで大喜び。ところがその直後になんでもないように見えるところで、腰砕け状態に転倒してしまい、森永選手も苦笑い・・・というか豪快に笑っておられました。観客も思わぬ展開に目が釘付け・・・すごい選手です。管理人もジェットコースターのような演技にびっくりしてしまい、写真がほとんど写せませんでした(実話)。


 演技が終わったあと3先生はなんとも微妙な表情でした(笑)。「やっちまった」という表情の森永選手。央先生は「仕方ないなあ」という感じで笑顔、由美先生は「も〜何やってるの!」という感じでお話されてるのでしょうか、真先生は微妙な表情ですね。森永選手はSP12位、フリー15位で総合15位だったのですが、本当にすごい選手が出てきたなあという感じでした。失敗してもものすごく人をひきつけるものをもっているのです。このまま大きく育っていってほしいです。


 南里選手はフリーも3位で見事総合3位!おめでとうございます。惜しくも2枠しかない世界ジュニアの切符は手にできませんでしたが、シニアの全日本への出場と年末の全日本エキシビへの出演が決まりました。これはフリー終了後の表彰式のお写真です。表彰式にはお写真でもおわかりのように、SPの衣装に着替えて出たそうです。中央が優勝した岸本一美選手。左が準優勝の織田信成選手です。これからもこの3選手がよきライバルとして競っていってほしいですね。
 このお写真のご提供はふぅさんです。本当にありがとうございました。

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 真先生は南里選手の順位が心配そうで、フィギュアスケート通信の玉井さんのパソコンのところに何回も何回も確認に来ておられる姿が印象的でした。試合後、南里選手が世界ジュニアに行けず、自分がオリンピックに行けなかった時よりよっぽどつらかったとおっしゃっていました。随分やせておられたので、大変そうだなあと思っていましたが、これほどまでに生徒さんのことを思っているのかと感動しました。これだけ愛情と熱意を持って生徒さんに接しておられたら、生徒さんもそれに応えて素晴らしい成績を上げているのも当然だと思いました。2選手はまだまだ若いのでこれから先もがんばってくれると思います。楽しみです。真先生、これからもお体にお気を付けて・・・。