Photo:Yoshiko Ariyoshi
フレッシュトーク 〜「オリンピックの夢へ跳ぶ」
フィギュアスケート岡崎真選手


2001年10月20日(土)07:51〜08:01
NHK「おはようサタデー」(九州・沖縄地区放送)
出演時のインタビューです。
収録日は10月18日です。

(青字は男性アナ、赤字は女性アナの発言です。)




(スタジオから)
では、フレッシュトークです。今朝は一足早く冬のスポーツの話題、男子フィギュアスケートの岡崎真選手です。岡崎真選手は来月29日から4日間この熊本で開かれます、九州で初めてですけれども、NHK杯国際フィギュアスケート競技大会に出場します。
はい、岡崎選手は広島県出身。年間を通して練習できる環境を求めて7年前に福岡県飯塚市に来ました。来年の冬のオリンピック代表選考へ向けて重要な大会となるこのNHK杯にのぞむ岡崎選手にお話をうかがいました。

(画面がインタビューに切り替わる。画面向かって左に女性・男性アナ、右に岡崎選手。後ろにNHK杯のポスター。机の上には岡崎選手のスケート靴。岡崎選手はエンブレムのついた紺のブレザー、ベージュのチェックのネクタイ、グレーのパンツ姿。)

――岡崎選手はあと1月半くらいですかね・・・に迫ったNHK杯に出場が4年ぶり2回目ということですけども、今どういう段階になってますか?

そうですね、NHK杯の前に11月2日からですね、西日本選手権という全日本選手権に出るための予選大会があるんですけれども、まずはそちらの方が目前に控えてますので、そちらの試合に向けての調整段階に入ってるんですけど、まあもちろんNHK杯も念頭に置きながら、もう仕上げの段階に入っていると思います、はい。

――そのNHK杯、九州では初めて開かれる大きな国際大会なんですけど、選手にとってはどんな存在の大会でしょう?

そうですね、やっぱり国内で行われる国際大会ですので、やっぱり観客の方も日本人の方が多いんですね。で、やっぱり地元選手ということで応援もまあ心強いですし、その他の国で開かれる国際大会とはまた違った雰囲気があって、まあ楽しみにはしている大会の1つではあるんですけど。

――楽しみというか、これも来年のソルトレークシティオリンピックに関わってくるんですよね。

そうですね、あの〜グランプリシリーズ大会というのがありまして、世界6カ国で行われるんですけれども、NHK杯が最終戦となるんですが、そのグランプリシリーズを重視してオリンピックの出場選手を決めるっていう方針が決定されたので、まあ全日本選手権が最終選考会とはなってるんですけども、やはりこちらのも重要な試合になってくると思います、はい。

――今年2月のユニバーシアード国際大会では3位ですね。もう、さらなる期待がかかりますね、NHK杯。

そうですね、あの〜昨シーズンの最後の試合だったんで、まあいいシーズンの締めくくりになったかなあと思う反面、2001年になって新しいシーズンのいいスタートが切れたなあという気持ちで、まあどういうんですかね〜、素晴らしい気持ちでシーズンを終えることができたんで、本当によかったと思ってます。はい。

――あのーこういうフィギュアの大会というのは今ショートプログラムとフリーっていう演技で順位が決まっているわけですよね。ご自分の演技の特徴っていうのはどういう風に・・・

そうですね、あの〜やはり、まあ一人で滑る競技なんですけれども、やっぱり他の選手との戦いにもなってくるんで、その〜できるだけどれだけ自分の個性が出せるかというところになってくると思うんですよ。そういったところでやはり男らしさ、力強さが出せるプログラムにしたいなあとは思っています。

(練習風景のVTRが流れる。)

――男らしさといえば、身長が178cm。

はい。

――リンクの上でのね、手足がダイナミックな滑りというのがね〜特徴ですよね〜。

ありがとうございます。

――178cmというのはフィギュアスケートの選手としてはどうなんですか?

そうですね、大きい方だと思うんですけれども、はい。僕よりも背の高い選手、世界に行きましたらいますけれど、はい。

――国内では?

はい、大きいほうだと思います。

――そういうことはその大きさというのはやはり岡崎さんの1つ大きな持ち味・・・

そうですね。まあ、武器になりえると思います。同じことをした時もやっぱりどういうんですかね、迫力が違うと思いますので、はい。

後半へつづく